１．事例

・面積　1,322㎡

・路線価　160,000円／㎡

・市街地山林

２．相続税路線価評価

160,000円／㎡　×　0.534　×　1,322㎡＝113,000,000円

※　広大地補正率＝０．６－０．０５×１３２２／１０００＝０．５３４

３.時価査定・・・造成工事費100,000円／㎡の場合

標準的画地価格

200,000円／㎡×0.832－（100,000円／㎡＋17,000円／㎡）＝49,000円／㎡

※有効宅地化率　0.832

※造成工事費　100,000円／㎡

※販売費・金利・業者利潤は販売総額の１０％・・・・・17,000円／㎡

・評価額　49,000円／㎡×1,322㎡＝65,000,000円

４．診断結果

相続税の申告額は、鑑定評価の時価を採用すべき事例です。

財産配分においても、路線価評価を基準にすると、実際の価値の無いものを配分されることとなるので、時価を基準に配分すべき。