その1・・・借入金によるアパート建設 相続税評価額1億円の土地所有の場合、なにもしなければ相続税率50%とすると、 相続税=1億円×50%=5000万円 これが、金融機関から1億円の融資を受けてアパート建設した場合、 土 […]
2014年06月
高齢者の相続対策と成年後見制度
1.成年後見制度 意思能力を失った者の為に、裁判所が適切と判断する人を後見人、保佐人に選任する制度。従来あった禁治産・準禁治産制度が成年後見制度に変更された。使いずらかった従来の禁治産・準禁治産制度が柔軟で、利用しやすい […]
相続財産の遺留分とは
1.遺留分 一定の相続人の為に法律上遺留されるべき相続財産の一定部分を言う。 2.遺留分を有する相続人 ・配偶者 ・子 ・直系尊属 3.遺留分の割合 ・配偶者と子が共同で相続・・・全員1/2 妻と子1人の場合で、配偶者が […]
遺言とは
1.遺言とは ➀民法に定める遺言の方式を遵守、➁民法そのほかの法律に定める遺言事項についてなされたものが法的効力を認められる。遺言を行う者は法律上の行為能力が必要です。遺言は遺書とは違います。ビデオやDVDに遺言内容を残 […]
遺産分割について
1.被相続人の死亡後に遺産分割を行う 2.共同相続人全員の協議で成立させる。全員一致以外は不可。多数決は無い。 3.一致の場合は遺産分割協議書への調印 4.協議不成立の場合は、家庭裁判所へ遺産分割調停の申立を行う。調停成 […]
法定相続分とは
組み合わせは5つしかありません。 1.配偶者と子が相続人の場合 配偶者=1/2 子=1/2 (注意)平成25年9月4日の最高裁大法廷判決により非嫡出子も嫡出子とおなじ相続分を受けることとなる。非嫡出子とは婚姻関係に無い男 […]
財産評価基本通達による土地評価について
1.路線価方式 ・宅地 路線価×画地調整率×地積=評価額 ・宅地比準(田、畑、山林、原野、雑種地など) 路線価×画地調整率×地積-造成費=評価額 2.倍率方式(田、畑、山林、原野等) ・宅地等 固定資産税評価額×倍率=評 […]
「土地の評価単位をどう取るかで税額が大きく変わる」について
1.広大な土地を複数の貸宅地としている場合 一体で1単位の土地として申告すべきではありません。借地契約ごとの評価をすべきです。一団の貸宅地が複数の袋地などの不整形地で構成されている場合、一つ一つの土地ごとに評価すべきです […]
財産評価基本通達による評価地目・評価単位の判定について
1.地目の判定 宅地・田・畑・山林・原野・牧場・池沼・鉱泉地・雑種地の別に評価 登記簿上の地目ではなく、課税時期の土地の現況による。例えば、家庭菜園がある自宅敷地は一体が宅地となる。 2.評価単位 ➀宅地 自用、貸付地、 […]
首都圏の不動産価格の動向と将来予測について
・日銀の異次元の金融緩和が、REITによる投資不動産の買い取りを促進させ、更には昨年9月に2020年の東京オリンピック開催決定されたことが都心の不動産価格の上昇を加速させています。 ・中古住宅や中古マンションの一般住宅市 […]