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相続税改正により基礎控除の縮小と税率増加

・改正は平成27年1月1日以後の開始する相続から適用

1.基礎控除

改正前、5000万円+1000万円×法定相続人の数

改正後 3000万円+600万円×法定相続人の数

税率に関しては、遺産総額2億円以上の税率がかなり上がっている。

2.計算例

法定相続人が子2人で、遺産総額6億円の場合の相続税は以下の通りとなる。

・現行

6億円-7000万円(基礎控除)=5億3000万円

5億3千万円×1/2(法定相続分)=2億6500万円

(2億6500万円×40%-1700万円※)+(2億6500万円×40%-1700万円※)=1億7800万円

※控除額

・改正後

6億円-4200万円(基礎控除)=5億5800万円

5億5800万円×1/2(法定相続分)=2億7900万円

(2億7900万円×45%-2700万円※)+(2億7900万円×45%-2700万円※)=1億9710万円

※控除額

改正後は1910万円の増税となります。

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