1.債務整理と共有の解消
・母 80歳(被相続人)長男(自宅併用賃貸マンションに母と同居)、次男、三男
・自宅併用賃貸マンション 評価額5億円、兄弟3人で共有
・ローン残債 3億円、延納1億円、純資産1億円
2.母死亡後の経緯
・この後も共有を継続すると、子の代、孫の代と所有者が増え、マンションの管理、修繕、売却がどんどんと困難になっていく。
・3億円の債務も重荷となっている。
・3人で話し合い、この賃貸マンションの売却を決定。
・収益不動産専門の買い取り業者に絞り、入札形式にて売却した。
・6億円で、売却することとなる。共有関係は解消でき、債務はすべて返済し、残った利益を兄弟で分配した。