1.協議分割 ・共同相続人間で遺産分割協議を行い、被相続人の財産を分配する。 ・協議が成立する限り、どうような分割でも問題なく、民法上の相続分に従う必要はない。 ・法定相続分で計算した相続税の総額を、実際に取得した財産価 […]
2014年07月
相続における単純承認・相続放棄・限定承認とは?
1.単純承認 ・相続人は単純承認した時は、無限に被相続人の権利義務を承継する。 ・単純承認を承認した場合、財産処分をした場合、限定承認や相続放棄せずに3ケ月過ぎた場合、財産を隠匿した場合は単純承認とみなされる。 2.相続 […]
相続財産の遺留分とは?
1.遺留分とは 被相続人の遺産を最低限受け継ぐことが出来る割合のことで、遺留分に満たない財産を相続した場合、遺産を多く引き継いだ相続人に不足分を請求することが出来る。尚、遺留分が認められているのは、配偶者、直系卑属、直系 […]
遺言書作成の留意点
1.明確な内容とする 遺言書は財産の処分や死後認知など、相続人に対して法的な効果を与えるために作成するものであり、作成の目的意識を明確に持つことが必要である。不動産は地番まで詳細に記載し、預貯金は支店名・口座番号を明記す […]
現況が3階建て賃貸マンション・アパート敷地は、広大地と認められるか?
1.現況を見て、広大地ではないと判断するのは早計です。 2.広大地の原則を考える ・マンション適地は広大地には該当しない。 ・最適用途が戸建て住宅開発の場合でも、敷地内に開発道路を入れる事が経済合理性がある場合に限定され […]
相続において時価評価が必要な理由
1.相続税申告時の土地評価(税法上の問題) 路線価評価<時価評価(鑑定評価)・・・この場合、鑑定評価は不要 路線価評価>時価評価(鑑定評価)・・・納税者が不利益を被る。鑑定評価による申告が必要 2.遺産分割協議における土 […]
相続において広大地に対する認識を高めましょう!
1.広大地として認められないケース・・・その1 ・留意点 ①容積率300%でも、道路幅員が4mで、住居系地域では、4×0.4≒160%になり、事業採算性が悪くなる。 ②間口が狭小の場合、安全条例によりマンション建設が許可 […]
相続において広大地に対する認識を高めましょう!
1.財産評価基本通達における広大地の定義(評基通24-4) 広大地とは、その地域における標準的な宅地の地積に比して著しく地積が広大な宅地で、都市計画法第4条第12項に規定する開発行為を行うとした場合に、公共公益的施設用地 […]
円満相続のケース
1.事例の内容 ・父は既に他界、母が死亡して子4人が相続人 ・都内に土地380㎡所有、30年以上居住、時価12000万円、その他に現金1000万円と株式2000万円所有 ・長女は同居しており、5年間母を介護していた。 ・ […]
相続税の基礎控除と配偶者の税額軽減
1.基礎控除 ・現行 5000万円+1000万円×法定相続人の数 ・平成27年1月1日以後に開始する相続から 3000万円+600万円×法定相続人の数 課税価格2億円、相続人が妻、子供2人の場合 現行の基礎控除額・・・5 […]